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2015年度 立教大学合同合宿総括

日時  2/18(木)から2/23(火)

場所 神奈川県横浜市金沢区八景島ハーバー

参加部員 470級 1年目 秋山、角田、堀、2年目 長岡、3年目 久保田、4年目 徳田 

             SNIPE級 1年目 川上、2年目 北清、3年目 原、吉田 計10名

 

遠征に至った経緯

昨年、商大ヨット部のブログでも報告させていただいたように、江ノ島にて行われたインカレ団体戦本選のレセプションにSNIPE級坂井、羽野、原、吉田で参加してきました。

そこで立教大学の当時の主将の方とお話しをさせていただきました。

その際、商大のオフ期間に立教大学の練習に参加させて頂きたいと申したところ、許可して頂いたことが、経緯です。

 

意気込み

今回は任意参加でしたが、多くの部員が参加を決め、早くヨットに乗りたいと意気込んでいます。

ただ漠然とヨットに乗りに行くのではなく、どういうことを吸収したいのか(技術面、知識面)を明確にしてに参加することを徹底していきます。

また、商大の名に恥じぬよう真摯な行動も徹底します。

両級制覇に向けての大きな一歩になるよう頑張って参ります。

 

 

立教大学合同合宿 総括

 

18日から23日までの立教大学、青山学院大学との合同合宿についての総括をさせていただきます(青山学院大学とは21日まで)。

 

*様々なコンディションでの練習

今合宿は様々なコンディション下での動作練習、帆走練習を行うことができました。

具体的には、19日は午前にはMAX13m/sの強い強風下、20日午前は1〜3m/sのアンダーコンディション、23日午前には4〜5m/sのフルパワー〜オーバーコンディションを経験することができました(詳細は以前のブログをご覧ください)。

それぞれのコンディションで多くの反省と新たな疑問が生まれました。また、夜の自由時間を使い立教大学の方々に積極的に質問に行き、的確なアドバイスを受け成長することもできたと感じております。

 

*久しぶりの多数杯での練習

最大470級が5艇、SNIPE級4艇の多数杯の練習を行うことができました。最終日にはスタートラインを設置しての上下コースのレース練習を行いました。他艇が近くにいる状態では身につけた帆走、動作、回航ができていない艇が多く見られました。これは、練習のための練習になっているということです。たまにレース練習を挟むことの必要を感じました。

 

*立教大学から学んだこと

技術面では今のところは大きな開きがあるとは感じませんでした。

しかし、これからの成長を予感させるチームであると私は感じました。

その理由は4点あります。

1点目は、洋上で解決しようとする意識が高いことです。技術の高い選手に洋上での質問が飛び交っていました。

私たちもそのように取り組んでいるつもりでしたが、より突き詰めることが必要と感じました。

2点目は、一人一人が自主性を持っていること、指示待ちではないことです。

練習中は一人一人が安全を意識して動いていることを感じました。風が強い時にチームリーダーに素早く集まることは徹底されていました。

また、合宿生活面では各々が役割を見つけ動いていました。

3点目は、反省の質です。

映像を撮ること、レスキュー艇からのフィードバックを充実させていました。自分では気づかなかったことでも、第三者からの目線から初めて気づくということが多々ありました。

4点目は、物を大切に使う姿勢です。

風が強く出艇できない時には艇整備に余念がなく、綺麗な船を保っていました。また破れたオーニングを縫ったりきていました。見習わなくてはいけないと感じました。

 

*感謝感激

今回の合同合宿を実現するにあたり、私たち商大ヨット部は様々な方に支えていただいていることを再確認しました。

合同合宿のお話を引き受けてくださった、立教大学監督の小澤様、OBの岡崎様、主将の蜂谷さん、部員の皆さん。

 

立教大学ヨット部OBで小樽出身の白幡様には激励のお言葉をいただいたり、『レーシングタクティクス虎の巻』をいただいたり、支援金をいただきました。7月末には祝津にいらっしゃるとのことでした。またお会いできる日を楽しみにしております。

 

蝦夷水碧会の伊藤様は、白幡様にお世話になるということを連絡していただきました。商大と立教大学とのご縁を感じ嬉しく思います。

 

藤森様、側様はブログのコメントで合同合宿の取り組み方を教えていただきました。親身になってコメントしてくださったことを感謝しております。

 

東京水碧会佐藤様、小田原様、竹本様には八景島で激励の言葉をいただきました。関東からも応援してくださることを再び感じました。

 

監督の山田様は立教大学の監督の小澤様との連絡を取っていただいたり、合同合宿で大切にすることを教えていただきました。合同合宿参加部員一同、山田様に教わったことを意識して5泊6日を送ることができました。

 

コーチの木村様には合宿中に連絡をいただき、合同合宿を気にしてくださっていることを感じました。

 

皆様の支えで私たちは充実した合宿を過ごすことができました。ありがとうございました。

 

*終わりに

今回の合同合宿は近年では初の試みでした。不安が多くありましたが、なんとか終了することができました。この合同合宿での1番の収穫は、参加部員一同「全国」ということを意識することができたことです。「両級制覇」を目標とする私たちは「全国」を意識しなければ達成することはできません。全国で前を帆走する方々との繋がりはこれからも大切にしていきたいと思います。この合同合宿が来年以降も続いていくことを望んでいます。

 

長くなりましたが、総括といたします。

これからも商大ヨット部をよろしくお願いいたします。

 

(文:スナイプ級3年目 吉田壮一郎)

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